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伊達好きねこたの歴史関連や創作物についての呟き処+創作小説置き場(もちろんフィクション)です。
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2024.05.18Saturday
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灯台下暗し
2012.10.16Tuesday
如何に自分が地元の事を知らないか。
家主の地元、意外にも凄いとこだったよ!

京都に『西院』という場所があります。
今は『サイイン』、元は『サイ』と読みました。今でも、京福電車(嵐電)の駅名は『サイ』と読みます。

この西院、地元の人間でも聞いた事がなかったのですが、昔、『西の西院(サイ)城、東の二条城』と呼ばれた城があったそうです。
今となっては、全く面影ありませんけども…。
その西院城があったとされる辺りに、今は『春日神社』という神社があり、毎年秋にお祭が行われるのですが、そのお祭で披露される『剣鉾差し』は、京都市指定無形文化財なのだとか。

さらにもう一つ。
阪急西院駅の向かいに『高山寺』というお寺があります。
先日本屋で立ち読みした本によると、この高山寺、聖徳太子の創建という話が残っているんですって。
マジっすか!?
家主の幼稚園・小学校の同級生の家だわよ。
そんな歴史あるお寺だったとは…身近すぎて、気にかけた事もなかったよ……。

この辺一体、淳和院跡としては有名なんですがねー。
『サイ』という音から、『賽の河原』とか言われるんですが、何気に由緒ある土地だったようです。
もっと地元、見直さないと。

て思って、今年のお祭カメラ持って行ったのに、巡行の時も車もバスも普通に走ってるもんで、写真が撮れませんでしたー。
申し訳ない。

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何処のサムライ…?
2012.08.28Tuesday
ちょっと聞いて!

朝、いつも通りの通勤のバスに揺られていたら…。
侍みたいなおっちゃん乗って来たっ!!ヽ(●д◎;)ノ
小汚~い羽織袴に、編み笠。
編み笠にはなんと、雀紋。
流石に、刀はさしてないけど。
あんまりジロジロ見られないのでチラッとしか見てませんが、普通の眼鏡かけてたのが残念だ。
綱宗の老眼鏡みたいな眼鏡だったら良かったのにな(*●∀´*)

一体何の巡り合わせか…てか、おっちゃん、何者!?

このバスは映画村付近は通りません。

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今日という特別な日を無視して街を歩く
2012.07.16Monday
今日はこのブログのタイトルでもあり、なるみすとにとっては特別な日、7月16日。
京都人にとっては、祇園祭の宵山という特別な日、7月16日。

そんな日に、どっちとも全く関係ない用事で、出掛けて参りました。

その時に通りかかって、驚いたお話。
これは一体何でしょう?
入口
何やら観光施設かマンションかの入口に見えませんか?
これ、半分は学校、半分は老人福祉施設、の入口です。

家主の出身高校の裏には元々小学校がありました。名前は『本能小学校』。その名の通り、本能寺の跡地です。
現在の本能寺ではなく、日本史好きでなくても御存知であろう、織田信長が明智光秀に攻められて自害した、あの頃の本能寺です。
その小学校は、家主が高校に入学するより前に廃校になり、当時工事中でグランドや体育館が使えなかった高校が小学校の体育館を借りて、授業を行っていました。
高校の工事が終わったと同時に家主は卒業したので、その後どうなったのかは知らなかったのですが、去年だったか、Yahoo地図を見てビックリ!
その小学校があった場所が、『○○高校本能学舎』という名前で記載されていたのです。
その場所を、今日通りました。
で、上の様な立派な施設になっていて、あの本能小が…あの暗くて汚かった(失礼)本能小が……と、思わず写メってしまいました。高校の同級生に見せる為に(●∀´;)
こんな案内板も立っていましたよ。
本能寺跡
これ以外にも、周辺の歴史的建造物の案内などもあり、学校という事もあって、地元の歴史啓発活動に力を入れているようです。
本能寺は何度も火災に見舞われている為、『能』という字に『ヒヒ』と書くのを嫌い、
のう
こんな字を使っているそうです。変換できなかったので、画像で…。

因みに、高校の正門横には『藤堂藩々邸跡』の碑があります。
藤堂高虎の屋敷のようです。
興味がおありの方は、ネット検索ですぐに出て来ますよー。

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噂の彼
2012.05.02Wednesday
実は隠密だとかね。

先週、職場の上司に、
『ゴールデンウィークはまた仙台行くんか?』
と聞かれ、
『(またって何だよ?)ゴールデンウィークは行かないです。夏休みに念願の福島に行きます。』
て話をしまして、知り合いもいないのに福島に何しに行くのかというので、
『好きな人のお墓参りとか…。』
と言ったら、自分では深い意味は全くなかったのですが、冷静に考えれば普通の人は、
『何、好きな人って?死んだん??』
それが普通の反応ですわね…(●∀´;)
で、400年くらい前に亡くなった歴史上の人物だと伝えておきました。

そして昨日、その上司に、
『大好きな歴史上の人物って誰?』
と聞かれたので、伊達成実と答え、成実のお墓は福島じゃないけど面倒な解説は省き、
『伊達…政宗?』
の問いに従弟だってだけ簡単に説明したところ、なんかう~んと唸る上司。
『なんですか?』

『松尾芭蕉かと思った。』

え、ちょ…っ!
私そこまで渋好みじゃないよ!!
松尾芭蕉のお墓参りに、一人で京都から奥州まで遠出する女性っているのか?
そもそも、松尾芭蕉の墓って奥州にあるのか??

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おののたかむら
2012.04.28Saturday
今朝の新聞ネタ、其の二。

『冥界から戻る井戸140年ぶり「発見」』
京都六道珍皇寺。
冥界と現世を行き来したとされる、平安時代の官人:小野篁が、現世に戻る時に使ったとされる井戸が、寺の隣の空き家が取り壊された場所から見つかったそうです。
元々、冥界に行く時に使ったとされる井戸『冥土通いの井戸』は境内にあった六道珍皇寺。今回発見された現世に帰って来る時の通り道は『黄泉がえりの井戸』と名づけられた。

井戸を含め、重文や寺宝は普段非公開で、事前予約しないと見られない。
今ちょうどGWの特別公開中ですが、予約なしでも見れるんだろうか??明日ふらっと行っても大丈夫??

中学だか高校だかの教科書で、『ねこのこのこねこ、ししのこのこじし』を習って以来、小野篁好きなんです(●∀´*)
伝わってる内容が全て事実とは思ってませんけどね。
閻魔大王に仕えてた、とか、『ありえない』ネタですけど、そういう話大好き♪

実は伊達領にも縁ある小野篁。
陸奥守を務め、岩沼の竹駒神社は、篁の創建だそうですよ。
今度、バスの時間が合えば、行ってみようと思っております(*●∀゜*)
神社が管理する馬事博物館は年に10日程しか開館しないらしいので、残念ながら、金色の政宗さん騎馬像は見れませんがなー…。

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国立博物館
2012.04.25Wednesday
京都国立博物館。
異常なくらい長い建て替え工事中で、今も平常展示は休館中なのに、特別展示ではこれでもかってくらい、家主の好みにヒットする様な題材を出して来る。

4/17(火)~5/27(日)
王朝文化の華 陽明文庫名宝展
五摂家のトップ:近衛家の秘宝。
さっきCM見て、うわぁ~ってなりました。

7/28(土)~9/9(日)
大出雲展
より多くの品を展示してくれるのは有難い事ですが、期間中展示替えがあると、前後期とも行かなきゃ全部見れないから、困るんだよね!

文化博物館は文化博物館で、気になる特別展を企画して来るし、地元であれこれやってくれるのは嬉しいながら、こう色々と特別展されちゃうと、懐具合がね…。
交通費はかかりませんけどね……。

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2012年幕開け
2012.01.01Sunday
あけましておめでとうございます。
大晦日も元旦も関係なく、いつも通りの時間に寝て、いつも通りの時間に起きて、いつも通りパソコンの前に座ってるねこたです。
昨年は色んな意味で揺れに揺れた年でしたが、2012年は穏やかに平凡に過ごせる事を祈っております。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

さて、そんな元旦の新聞の広告にて。
『古語大鑑』
これ欲っし!!
古語大鑑
と思ったら、第1巻、あ行だけで¥39900。
全4巻、全部買ったら約¥16万。
うう……無理(*●Д;*)

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椥辻
2011.12.11Sunday
今日はちょっと用事があって、椥辻へ行って参りました。
京都市山科区、地下鉄東西線です。
地上に出るなり、目に飛び込んできたのはコレ。山科義士まつり。
20fdd4e2.jpg
今日初めて聞きました。公式サイトがあったので、貼っておきます→此方
気にはなるけど、平日だし…。

用事が11:00頃には終わって、せっかく天気も良くなったし、それだけで帰っちゃうのも交通費もったいないし、周辺を散策してみました。

まずは、ネットから地図をプリントした時に載っていて、気になってた場所。
坂上田村麻呂の墓。
たむらまろ
さかのうえのたむらまろ。日本史の授業で必ず習う、むかーしむかしの征夷大将軍ですね。
時の天皇の勅命により、武装して立ったまま平安京に向かって埋葬されたそうですが、果たして本人がそんなの望んだかどうか…(●∀´;)
政宗様の正室:愛姫の実家である田村家は、『坂上田村麻呂の末裔だって名乗ってるけど、それって嘘だよね。』というのは、何に載ってたんだっけ??

この他にも、この地域には由緒ありそうな神社だとかお墓だとかがあるそうですが、住所を元に地図検索してもハッキリした場所が出て来なくて、住宅街をうろうろするのも気が引けるので、あとは普通に風景を楽しみます。

サクラの小径。
5a2936ec.jpg
川沿いに、桜と椿(?)が並木になっている。
春だったら綺麗なんだろうなぁ…。今は当然、丸ボーズですけどね。

休憩中のサギさん。
38a4cdb8.jpg
サギを撮る人々(笑)
cd8c56f4.jpg
本格的なカメラと三脚を携えたおじ様達。私が早く着き過ぎて、時間潰す為に散歩していた時にもいらしたので、少なくとも1時間以上はずっとこの寒風吹きすさぶ川辺に…。

此方はかもさん達。
2acfb48b.jpg
優雅ですねー。冬は水の中の方が温かいといいますが、水鳥は背中とか頭とか寒いとは思わないんだろうか?

この度、人生初の椥辻でしたが、住みたくなる環境でした。
意外にも飲食店やスーパーも多かったです。

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北斎展
2011.12.04Sunday
昨日『京の小袖』を見に行った京都文化博物館、来年2月3月は葛飾北斎展だそうです。
ぎゃー、行きた~いっ!!
ホノルル美術館所蔵の170点が展示されるんですって。わーわー。
文化博物館、今回の京の小袖もそうだし、以前行った『王朝の和歌守展 前期後期』もそうですが、毎度毎度興味深々な展覧会をやってくれるのは良いけど、前期後期入れ替え制なもんで、両方行こうと思うと、予算がメッチャかかる!
北斎展は¥1000×2ですって。
まだマシな方か…いつもは1回¥1200だし。

パンフレットです。クリックで拡大表示します。
hokusai1_c.jpg
hokusai2_c.jpg

ホノルル美術館所蔵 北斎展 葛飾北斎生誕250周年記念』
2012年2月1日(水)~3月25日(日)
【前期】2月1日~2月26日 【後期】2月28日~3月25日
※前期・後期で作品は全て入れ替わります。
開館時間:午前10時~午後6時(金曜日は午後7時30分まで)
休館日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)

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特別展 京の小袖
2011.12.03Saturday
先日、招待券貰って喜んでた『特別展 京の小袖-デザインにみる日本のエレガンス』を見に、京都文化博物館に行って参りましたよー。
昨日の内から今日行こうと決めてたのに、起きたら11:00で、一瞬自分の目を疑った…。
でも行った!
伊達関連ではないので、まぁ2時間くらいで出るだろうと思い、帰りに近くのデパートで今日・明日限定で出してる海鮮丼でも買って帰ろうかなぁ、なんて思ってたんですが…特別展と常設展を見終わってミュージアムショップに立ち寄ったところで時計を見たら、17:40。18:00閉館ですよー。4時間もいたよー。

さてさて内容ですが、桃山時代~江戸時代の小袖を中心に、時々腰巻やら帷子やらも混じっていて、小袖の形をしていない裂(きれ/分解されたハギレみたいなもの)も結構ありました。
入口入ってすぐの処に、有名なお市の肖像画の小袖を再現したものが飾ってあり、紹介文に『織田信長の妹』ではなく『浅井長政夫人』と書かれていた事に、軽く感動vV
全体を通して感じたのは、今も昔も職人さんの技術って、計り知れないなー、という事。
五七桐を絞りで表現してるのがあったんですよ。絞りって、狙った通りの形に染めるの難しいんじゃないの?て思うんですが、一目で五七桐とわかるように染まってるんです。輪郭や刺繍は一切無しで、絞りだけで表された家紋。お見事!!重要文化財でした。
あと、雛人形柄で、人形の着物の柄の輪郭が絞り(細かい絞りで輪郭線を描いている)のにも、驚きを隠せなかった…。
江戸中期になると、デカデカと刺繍や絞りで文字が表された遊び心のあるデザインが登場して来て、後ろにいた2人連れの1人が『ヤンキーみたいやな…』と呟いたのを聞いて、噴きそうになりました(●∀´;)江戸中期の女性は漢字に親しんでいたのでしょうか?
武家はパノラマ風景や細かい柄、公家は大振りな花鳥風月などの文様を好んだそうですが、曳舟の様子を描いたものや、龍やら兜やら冠やらを描いた小袖、一体どんな女性が着てたんだろう?しかも後者、元は大振袖だったらしい…。きっと家主みたいな嗜好の女性だったに違いない。
源氏物語の柄の蝉が超リアル!!これも女性が着てた訳ね…。
江戸後期の作では、本物の孔雀の羽根を縫い込んだものもあって、技術もアイデアも凄いなぁと思いました。

黒地に鮮やかな色で刺繍された月に村雲、そこに舞い落ちる鷹の羽根、という小袖、政宗様好きそうだなぁ…。
ひたすら竹、竹、竹!な成実っぽい小袖もありましたよー。女物ですが…。
赤地に鹿子絞りの竹文様の振袖、総鹿子は時間も手間もかかるので超高価な品だったそうですが、成実たんがこういうの玄松院に贈ってたりしたら良いなぁ…と一人でキュンキュンしちゃいましたvV江戸後期の作ですけどね。結婚後に振袖は贈らんやろ、てとこはまぁ、置いといて…(*●∀゜*)

そういえば、展示とは直接関係ないけど、松島の円通院の光宗霊廟に薔薇が描かれているとか、円通院に薔薇園があるとかって、なんでそんな洋風な…と思ってたんですが、薔薇って昔から日本各地に自生していたそうですね。『コウシンバラ』という品種は特に『薔薇(ソウビ)』と呼ばれて親しまれていたそうで。意外。
しかしながら、今円通院情報確認したところ、『洋バラ』と明記されてたので、日本古来の薔薇ではなくて、やっぱり常長の影響か……。

さて、この特別展の後、総合展示も見る事が出来るんですが、文化博物館リニューアル後初なので、此方もしっかり見て参りましたー。
主に京都の歴史に関する展示なんですが、フィルムシアターに、以前京都アスニーで見た平安京の精細模型が使われてた♪
これ目的に、来年の大河ドラマ、1回は見ないとね(●∀゜人)♪
京都市内の中心部とはいえないまでも、それほど外れでもないのに何故か『口』のつく『丹波口』という地名がありまして、いつもなんでー?と思ってたのが解決。豊臣秀吉が京都の市街を塀と土塁で取り囲んだ『御土居』の出入り口の一つが丹波口だったそうな。
平安時代は堀や高い柵や壁が無く、外国からの使者に揃って『これではすぐに攻め落とされてしまいますよ』と心配されて、此処は平和な場所だから戦支度は要らないと答えた平安京も、その時代にはすっかり戦国色に染まってたんですね。

そんな総合展示の後半、期間限定で『金剛家の名宝』という展示が開催されておりました。能楽の金剛流のお家ですよー。
全くそんなの知らなくて、この展示が明日までらしく、見つけた瞬間『ラッキー!!』て思ったね♪
能面大好きな家主です。
(うちの)右馬はこんな顔~と思いながら、翁面と見つめ合って来ました(●∀´*)
国文祭では能見たかったけど行けなかったので、人生に一度くらいは、本物が見たい!


おまけ。
博物館内は傘の持ち込みが禁止で、今日は雨がぱらついてたので持っていた傘を玄関の傘立て(鍵付き)に預けたんですが、端が空いてたので何も考えずにそこに入れて、鍵を手にしたら、こんな番号でした。
ないろびなかぎ
もはや運命か?

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HN:
遥瀬ねこたろう
性別:
非公開
自己紹介:
伊達成実・伊達綱宗・大崎義宣をこよなく愛する京都人です。

ご連絡は以下の3つの方法にて承っております。
【1】記事のコメント(本文以外未入力可。家主が承認後公開設定。『非公開で』とお書き添え頂ければ公開致しません)
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