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伊達好きねこたの歴史関連や創作物についての呟き処+創作小説置き場(もちろんフィクション)です。
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珍しく左馬の話
2011.05.22Sunday
一曲だけの動画が見つけられなかったので、曲のサンプルはありませんが、此処の『伊達な曲とか』によく登場するNoGoDに『黒灰』という曲があります。

『あと少し生きられたなら 叶えられたのかな

 黒く染まる太陽に抱かれて 全てを失う
 どうか僕に譲ってくれないか 捨てる命なら』

この曲を聴いてたら、『左馬!』と思ってしまったのです。

原田左馬之助宗時。
朝鮮で流行り病にかかり、日本に帰国はしたものの、故郷の地を踏む事なく、対馬にて若くして亡くなった政宗様の近臣。
その時、政宗様が、『なむあみだぶ(つ)』から始まる国風六首を読んだという話は有名ですな。

【国風六首】
夏衣 きつつなれにし みなれども 別るる秋の 程ぞ物うき
虫の音も 涙催す 夕ま暮 淋しき床の 起臥はうし
哀れげに 思うにつれぬ 世の習い 馴れにし夢の 別れをぞする
みるからに 猶哀れそう 筆の跡 今より後の 形見ならまし
誰とても ついには行かん 道なれど 先立つ人の 身ぞ哀れなる
吹き払う 嵐にもろき 萩の花 誰しも今や 猶まさるらん

今まで考えた事なかったけど、見送った側は『早過ぎる死』と嘆いた訳ですが、左馬本人だって、まだ死にたくないという気持ちがあったのでは?
討死ならともかく、病死だし。
『秀吉が朝鮮出兵なんて要らん事しなきゃ、俺死なずにすんだんじゃね?』
なんて思ったんじゃないかなぁ…と。
『あと少し生きられたなら』
そんな未練たらたらな左馬もアリなんじゃないかと思った。

エリートなはずの左馬ですが、家主は天正日記の影響で、
左馬=食いしん坊
なイメージが確立してしまっている…。
いや、御相伴に預かっている回数が異常に多いってだけで、別に誰かが『あいつはよく食べる』とか言ってた訳じゃないんですけどね。
うち、未だに左馬登場してないんだよなぁ。
なんかこう、パキッとしたイメージが湧かない…。

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